
死者3,000人超の産業災害…ボパール化学工場事故 – 本当にあった閲覧注意
1984年にインドで発生した大規模ガス漏れ事故。町中に広がった猛毒ガスは、多くの死者と負傷者を出す大惨事となった。史上最大の産業事故はなぜ起こってしまったのか。
どんな事件だったの?
- 1984年にインドの化学工場で起きたガス漏れ事故。
- 死者は少なくとも3,787人、負傷者は55万人を超えた。
- 事故原因を巡って運営会社とインド政府で激しい論争となった。
史上最悪の産業事故
1984年12月3日、インド・ボパールにある化学工場でガス漏れ事件が発生した。この工場には、主に殺虫剤を生産するための化学物質が大量に保存されており、猛毒として知られるイソシアン酸メチル(通称MIC)も保管されていた。
事件は12月2日から3日にかけての深夜、MICの入ったタンクに発熱反応が起きたことで発覚した。タンクの中に水が入ったことで化学反応が起き、タンクの温度が一気に200℃まで上昇。およそ40tのMICがガスとなって流出し、それが風に乗ってボパールの都市へと流れていったのである。
夜明けの時点ですでに約2,000人が死亡し、15万人〜30万人が被害を受けたと言う。その後、数ヶ月で新たに1,500人以上が死亡。被害は拡大を続け、最終的な死亡者数は少なくとも3,787人、負傷者は55万人を超えた。
この事故は、史上最悪の産業災害として世界中で報じられた。工場はすでに解体されているものの、イギリスの公共放送局であるBBCは、2004年の放送で数千トンの有毒物質がいまだ放置されていると報じた。また、幾つかの区域では汚染が激しく、10分以上留まると意識を失う恐れがあると伝えている。
食い違う主張
この事故は、MICの貯蔵タンクに水が混入したことで発生した。大量に生み出された有毒ガスの高圧によって、タンクの爆発が起きたのである。
通常、MICのタンクに水が入ることはない。当然ながら、入らないための措置は何重にも対策されていたが、事故後の調査でこれらの保守がずさんであったことが指摘された。インド政府及び地元の活動家は、怠慢経営による保守作業の不備が事故の原因だと主張。事実、こういった緊急事態に備えるための幾つかの措置は取られていなかった。
一方、工場を運営するユニオンカーバイド社(通称UCC・本社はアメリカ)は、何者かが意図的に水を混入させたと主張した。その人物の特定はされなかったが、両者の意見は真っ向から対立する形となったのである。
そして1989年、UCCは被害者に計4.7億米ドルを支払うことで和解を目指した。その後、株式の売却や合併を経て、2001年にダウ・ケミカル社(アメリカ)がUCCを買収した。
参考サイト
55万人を超える被害者を出した史上最悪の産業事故。MICは殺虫剤に必要な成分とされ、私たちの生活に一種の快適さを与えてくれるものであるが、一歩間違えれば人を襲う化学兵器となる。
この事故が偶発的なものなのか、あるいは人為的なものなのか。原因が未だに分かっていないと言うのは、なんとも恐ろしいことである。
書籍情報

ゾゾゾのすべてを詰め込んだ、豪華160ページオールカラー・完全保存版のビジュアルブック!!!









ゾゾゾでは心霊写真・心霊映像を募集しています。

心霊写真・心霊映像を持っていませんか?番組内で取り上げても良いよと言う方は、公式XのDM、当サイトに掲載されているアドレスまで下記の情報をご記入の上投稿をお待ちしております。
[※]返信は内容を精査後、一部の方へのみお返しします。
[※]ご自身・あるいはご友人・ご家族が撮られたオリジナルの写真・動画に限ります。
- お写真・動画を添付(URLでも可)
- ニックネーム(番組内で使用します)
- お住いの都道府県(番組内で使用します)
- どこに不可解なものが写っているか教えてください
- 投稿したい写真・映像について、撮影した時の状況を教えてください
- 何かよくない事が起きましたか?
- その他番組にメッセージなど
番組に採用された場合、ゾゾゾよりオリジナルゾゾゾステッカーをプレゼント!ご応募お待ちしております。
info@zozozo.jp