【シリーズ・都市伝説】骸骨が眠る湖「ループクンド湖」

「ループクンド湖」ヒマラヤの奥地で発見された、無数の人骨。

どんな都市伝説なの?

  • ヒマラヤ山脈に存在する謎の湖。
  • 湖畔から大量の人骨が発見された。
  • 死因はいまだ解明されていない。

“骸骨湖”とも呼ばれている湖「ループクンド湖」

標高5000メートル近いヒマラヤ山脈の奥地に存在する「ループクンド湖」。そこは、別名「スケルトン・レイク(骸骨湖)」とも呼ばれている場所である。

ループクンド湖が世界的に知られるようになったのは、1942年のことであった。当時、イギリスの森林警備隊によって、湖周辺に大量の人骨が散乱しているのが発見されたのである。発見当初、それらの遺骨は日本軍兵士のものではないかとも疑われていた。

しかし調査が進むにつれ、人骨ははるか昔の時代のものであることが判明していく。湖周辺では数百体にも及ぶ人骨が確認されており、雪解けの季節になると、水中や湖岸から頭蓋骨や骨が姿を現すこともあるという。

なぜ、これほど多くの人々がヒマラヤの奥地で命を落としたのか。その理由については、長年にわたりさまざまな説が語られてきた。

中でも最も有名なのが、「巨大な雹(ひょう)」による遭難説である。調査の結果、一部の頭蓋骨には上部から強い衝撃を受けた痕跡が残されていた。そのため、空から降り注いだ巨大な氷塊によって、人々が命を落とした可能性があると考えられている。

現地には、古くから「空から鉄のような氷が降り、人々が全滅した」という伝承も残されており、この説と結びつけて語られることも多い。

しかし近年のDNA調査によって、新たな謎も浮かび上がった。発見された人骨は同じ時代の人々ではなく、数百年以上もの年代差が存在していたことが明らかになったのである。

さらに、人種的特徴にも違いが見られ、一部は南アジア系である一方、地中海周辺にルーツを持つ可能性がある人々も含まれていたという。つまり、ループクンド湖では一度だけではなく、異なる時代に複数の人々が命を落としていた可能性があるのである。

彼らは巡礼者だったのか。遭難者だったのか。あるいは、別の理由で存在していた者達なのか。現在に至るまで、その真相は完全には解明されていない。氷に閉ざされた湖の底には、今もなお無数の骨が眠っている。

そしてループクンド湖は、ヒマラヤ山脈に残された最大級の未解決ミステリーの一つとして、今なお語り継がれているのである。

なぜこんなところに?ヒマラヤ高地、ループクンド湖で発見された大量の人骨の謎

参考サイト

ループクンド湖…自然災害だけでは説明しきれない部分も多く“なぜそこに集まっていたのか”という点が特に不気味に感じられた。

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