1年で7人を殺害した女殺人鬼…アイリーン・ウォーノス - 本当にあった閲覧注意

1年で7人を殺害した女殺人鬼…アイリーン・ウォーノス – 本当にあった閲覧注意

わずか1年で7名もの男性を殺害した女性シリアルキラー。彼女は売春婦として男を誘い、金品欲しさに殺人を繰り返した。アメリカ史上最凶の女性殺人鬼であり、「モンスター」とも呼ばれた彼女の人生に迫る。

どんな事件だったの?

  • 犯人はアイリーン・ウォーノスという女性。
  • 1989〜1990年の約1年間に7名の男性を殺害した。
  • 売春婦として男性に近づき、殺害すると金品を奪い逃走を繰り返した。
  • 2002年に薬物注射によって死刑が執行された。

金のために殺人を繰り返す女

1989年〜1990年の約1年間で7人もの男性を殺害した女性シリアルキラー、アイリーン・ウォーノス。彼女は金品を目的に売春婦として男性に近づき、銃で殺害すると金品を奪って逃走を繰り返していた。それは純粋に彼女自身が生きるためであり、愛する恋人のためでもあった。彼女はどうして殺人鬼となってしまったのか、まずは彼女の生い立ちからみていきたい。

1956年、アイリーンは10代の両親から生まれた。母に至っては15歳であり、アルコール依存症であったという。父は精神疾患を患っており、精神病院に入退院を繰り返していた。1969年、この父親は13歳の少女に対する強姦罪で有罪となり、服役中に自殺している。ただ、両親はアイリーンが生まれる2ヶ月に離婚しているため、アイリーン自身はこの父親には会ったことがない。

アイリーンは、4歳の時に母親の育児放棄によって兄と共に捨てられてしまい、母方の祖父母によって育てられている。最悪なことに、この祖父母もかなりの異常者で、祖父からは日常的に虐待やレイプを受けていたらしい。ベルトのバックルで殴られたり、オイルをかけられ火あぶりにされるという虐待を受けたこともあったという。そして祖母は母親同様、アルコール依存症であった。

こんな過酷な環境に身を置かれたアイリーンは、11歳の時点ですでに世間とは違う人間となってしまっていた。若干11歳の少女はタバコ、薬、食べもののために異性と性的な関係を持ち、その中には実兄も含まれていた。14歳の時には祖父の友人に強姦され妊娠。1971年に出産しているが、すぐに養子に出された。

1971年に祖母が亡くなったのを機に、アイリーンは高校を中退し家出をする。廃車などの中で生活をしながら娼婦として生計を立てていたが、1974年、アイリーン18歳の時に飲酒運転中に車から銃を発射したとして逮捕される。その後は刑務所を出たり入ったりの生活が長く続き、強盗、偽造小切手、窃盗などあらゆる罪を犯した。

1986年、アイリーンはティリアという1人の女性と出会う。2人はすぐに恋人同士となり、一緒に暮らすようになる。ティリアは仕事を辞め、アイリーンが売春で稼ぐ手助けをしたという。この恋は1年ほどで冷めてしまうが、2人の友情関係は続き、多くの期間を共に過ごしていた。その後も売春と盗みで生計を立てていたアイリーンであるが、娼婦としては年齢的にきつくなってきたというのもあり、金銭的に困窮する日々が続く。そして1989年、彼女はついに殺人鬼として目覚めてしまう。

犠牲となったのは7人で全て男性である。どれも射殺による犯行で、売春目的でアイリーンに近づいてきた者達であった。わずか1年で7名を殺害するというハイペースぶりであったが、ある時アイリーンとティリアが乗っていた車が事故を起こしたことで、それが犠牲者の1人の物であったことが判明、数ヶ月後に逮捕された。

アイリーンは6件の死刑判決を受け、2002年に薬物注射によって死刑が執行された。享年46歳であった。彼女は死刑判決後こう語っている。

私はあの男達を殺して、冷酷に金品を奪った。そしてもう1度やるだろう。だから自分を生きたままにしておくのは何の益にもならない、また殺すと思うから。自分は法的能力があり正気で、真実を語ろうとしている。私は人間を憎み、また殺人を犯すだろう。

1年で7人を殺害した女殺人鬼…アイリーン・ウォーノス - 本当にあった閲覧注意
Aileen Wuornos in court in 1992.

元恋人の裏切り…死を悟った女の末路

アイリーンは男性を憎んでいた。彼女の人生をみれば十分に理解できる気もするが、そのきっかけのひとつとして元恋人のティリアの存在がある。アイリーンが30歳の頃、ゲイバーで24歳のティリアと出会い、2人はすぐに恋に落ちた。ティリアの何に惚れたのかは分からないが、アイリーンはティリアとの出会いによって自分がレズビアンであることに目覚めた。2人は愛し合い、共に生活することになる。アイリーンはティリアから、「女性は差別され男に虐げられている」という言葉を聞き、自分がこんな不幸になったのは全て男が悪いのだと考えるようになったという。

2人の恋はわずか1年で冷めてしまうが、親友として一緒に行動していた。誰も信頼できないアイリーンにとって、ティリアは唯一の友であり心の拠り所であった。アイリーンはティリアのために金を稼ぐ役を買って出た。ティリアに見放されたくなかったという恐怖心のようなものがあったのかもしれない。

アイリーン逮捕後、彼女は自らの罪を一切認めなかった。全て男性にレイプされた、あるいはされそうになったために、正当防衛として殺害したと主張したのだ。実は7人の殺人事件はどれも物的証拠が弱く、正当防衛を主張し続ければ死刑を免れることができるかもしれなかったからである。ところがこの後アイリーンは一転、全てを自白することになる。その理由は、ティリアが検察側の証人としてで出廷してきたからである。ティリアは警察と司法取引を結んだことで、起訴される事はなかったのだ。誰も信頼できなかったアイリーンにとって、唯一信頼できる存在でだったティリアの裏切り。これにより全てを悟ったアイリーンは殺害を認めるようになり、レイプされたという主張も撤回した。

信頼できる人はいなくなった。もう自分には何も残っていないと思ったのかもしれない。そう、人生の終わりを悟ったのである。

『ゆっくり解説(前編)』アイリーン・ウォーノス(モンスター)

参考サイト

被害者には申し訳ないが、どうして加害者の人生はこうも不幸なのか。これほどまでに辛い幼少期を生きてきた人間がまともになるとは思えない。もちろん、だからと言って人を殺していいわけではないし、死刑も当然である。しかしながら、誰か1人でもいいから彼女の味方になってくれる家族がいれば、きっと違った人生になっていたのではないかと思ってしまう。アイリーンはティリアに恋人とは違う、無償の愛のような感情を持ったのかもしれない。今まで感じることができなかった家族のような愛情を。そしてそのティリアに裏切られたと悟った時、彼女は生きることやめたのだ。

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