ホラーエンタテイメントリリース情報
2022/11/25 [単行本]恐怖の美学〜なぜ人はゾクゾクしたいのか (TH SERIES ADVANCED)
妖怪、UFO、心霊写真、美術、漫画、小説、映画…多様な書物、文化を縦横に読み解いた〝恐怖のワンダーランド〟
遺体を解体加工する男…エド・ゲイン – 本当にあった閲覧注意
墓を荒らしては女性の遺体を盗み解体を繰り返す…それらは彼の「戦利品」や「コレクション」として加工され、全米を恐怖で震え上がらせた。その猟奇性と異常性から20世紀を代表する殺人鬼と言われている。
どんな事件だったの?
- 墓場を荒らしては女性の遺体を持ち帰り解体を繰り返していた。
- 彼が殺害したのは2名。(いずれも女性)
- 解体した遺体を加工して食器や椅子、アクセサリーなどを作っていた。
解体、解剖、食人…異常すぎて有名な殺人鬼
エド・ゲイン(本名エドワード・セオドア・ゲイン)…殺害したのは公式発表で2名とされており、連続殺人犯といわれるほどの数では無いものの彼を知るものは多い。その異常性は、のちに数多くの映画や小説のモデルになるほどであり、20世紀を代表する殺人者と言っても過言では無い。
ゲインは1947年(当時41歳)から複数年に渡り、墓を40回訪れ埋葬されたばかりの死体を多数掘り返している。彼が盗んだ遺体は全て女性であり、盗んだ遺体は解体して食べる、加工するなどの行動を繰り返していたという。
ゲインは解体した遺体の一部をトロフィーとして自宅に飾ったり、遺体の皮や骨を使って様々な”モノ”を作り出していた。遺体の皮を貼った椅子や、肉で作った靴下、頭蓋骨の食器など、彼は解体することに異常な喜びを感じていた。また、「女性になりたい」という願望を持っていた彼は、女性の顔の皮を剥いで作ったマスクや、乳房のついたボディースーツなども作り出した。切除した女性器で自らの性器を包み、それらを身に着けて真夜中の農場を徘徊していたそうである。
1957年、ゲインは自宅近くの女性が行方不明となった事件で逮捕される。警察が家宅捜索したところ、行方不明となっていた女性の遺体を発見するが、彼女は首を切断され、手首はロープに、足関節はかんぬきにそれぞれ逆さまに吊るされた「首なし死体」となっていた。胴体は胸部が引き裂かれ空っぽの状態であったという。
彼の自宅からは全部で15名の遺体が見つかり、別で行方不明になっていた女性1名の遺体も発見された。どれも解体されており、一部はベスト(チョッキ)や食器・家具に加工され、また一部は食用として保存されていたという。
事件の異常さに、ゲインは性的サイコパスとして診断され刑務所ではなく精神病院に収容された。1984年、78歳でこの世を去るまで彼は精神病院で過ごしたが、同じ病院に入院していた青年に死体加工の愉快さやその方法を語っており、のちにその青年はゲインの真似をして女性を殺害、逮捕されている。
その異常さの影に亡き母の面影…あまりに異様な家庭環境
このあまりにショッキングな事件はなぜ起きてしまったのだろう。多くの殺人鬼に共通するのはその家庭環境だ。ゲインもその一人であり、特に彼の母オーガスタの影響は非常に強いといえる。
父と母、兄の4人で暮らしていたゲインであるが、父は重度のアルコール依存症で仕事も長続きせず、妻や子供に暴力をふるうような人間だった。母はそんな父を憎み、軽蔑し罵倒していた。男性に対して強い憎悪の念を持っており、また性行為そのものをひどく嫌っていた。そんな母はゲインとその兄に対し、父のようになってはいけないと毎日父の死を祈らせ、外の人間と付き合うと悪が持ち込まれると言って友達を作ることを禁じた。さらに息子たちの「男」の部分を激しく嫌った彼女は男は全て悪人だと言い聞かせ、自分の男性器に唾を吐きかけるよう強要していたそうである。
そんな家庭環境で育ったゲインに交友関係はなく、彼は当然のごとく孤立していった。父の死後、兄は母の奇行や呪縛に気づき母を罵るようになる。弟のゲインに対しても母から離れるよう助言をするが、ゲインはいつまでも母を神のように崇拝し「母が全て」だと信じて疑わなかったようである。
母の死後、ゲインは母の部屋を聖域として封印。母を失った孤独を埋めるかのように女性の死体を漁るようになったという。それは、母にこれまで押さえ込まれていた性に対する欲望でもあり、遺体を解体するという行為によって彼は満たすことができたのかもしれない。
参考サイト
歪んだ教育、家庭環境によって人間はここまでおかしくなってしまうのか…とても悍ましい気持ちになる。彼のような人間を作り出してしまった様々な原因の中に親がいる。とても悲しいことではあるが、この事件に関してはそれが全てなような気がしてしまう。
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