
貧困の果てに犯した無差別◯人…チョン・サンジン – 本当にあった閲覧注意
自身の住むアパートに火をつけ、逃げてきた他の住人を次々と◯害した男。貧困の末に生きる理由を見失った男の半生と、その狂気に迫る。
どんな事件だったの?
- 犯人は、チョン・サンジンと言う韓国人男性。
- 貧困に耐えられず、自身の住むアパートに火をつけた。
- 逃げてきた住民6名を◯害し、6名に大ケガを負わせた。
怒りと絶望が起こした無差別な犯行
チョン・サンジンは1978年に韓国で生まれた。学生時代はイジメに遭い、教師からも暴力を振るわれていたと言う。中学生の時には自◯を図ったこともあった。
高校卒業後は製造業に就職したが、1997年に起きた韓国通貨危機の影響で職を失ってしまう。その後はアルバイトなどで生計を立てていたが、2008年4月に無職となった。厳しい生活を余儀なくされたチョンは、家賃だけでなく携帯電話料金すら払えない状況となり、精神的にかなり追い詰められていたようだ。
そして同年10月の午前8時頃、黒装束を着たチョンは、自身が住むアパート(正確には考試院と言う簡易宿所)のベッドにガソリンをかけて火をつけ、数本のナイフを装備した上で部屋を出た。火事に気づいた住民が次々と部屋から逃げ出すと、彼は無差別に住民をナイフで襲い、5人を◯害した。建物はみるみるうちに火に包まれ、1人は避難中に窓から飛び降りて死亡、6人が大ケガをする大事故となった。
火は約100人の消防士によって、およそ30分後に鎮火。チョンも被害者の1人として救助されたが、異変に気づいた警察が現場で彼に取り調べをしたところ、犯行を自白したと言う。
取り調べでチョンは、お金持ちや高官に対して復讐しようと考えていたが、方法が分からず身近な人間を標的に変えたと供述した。翌年、チョンには死刑が言い渡されたが、執行に至ったのかは定かでない。
絶望の半生
逮捕時、チョンは「皆から見下されているから、もう生きたくない」と言ったらしい。貧しい家庭に生まれ、親や兄弟からの愛を受けることができず、学生時代はイジメに苦しんだ。
職さえも失い、払うものも払えず、社会から迫害されたと感じたチョン。その怒りは◯人と言う形で爆発させてしまった。「もう行き止まりだ。誰かを◯し、人質を取って警察に撃たれて死のう」…そう感じたと言う。裁判所は彼に死刑を宣告し、最後にこのように述べた。
「両親や兄弟から放置され、学校や社会生活でも温かい世話を受けられなかったのは事実。しかし、犯罪に対する報復と責任の程度を見ると死刑に処するほかはない」
参考サイト
裁判所の言う通り、チョンの生きた世界が苦しみに満ちていたのは事実であろう。彼は中学生の時に2度の自◯を図っているが、成人になってからも数回同じ行動を取ったようである。
生きるも地獄、死ぬも地獄…その狭間で苦しんだ彼が最終的に選択した無差別◯人。行動に対する同情の余地は一切ないが、1人でも彼に寄り添える人間がいれば、もしかしたら違った世界を生きることが出来たのではないかと思う。
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