【シリーズ・都市伝説】雇ってはいけない「池袋の女」

【シリーズ・都市伝説】雇ってはいけない「池袋の女」

「池袋の女」その女を雇った家には怪音が起き、家具が飛ぶ…。

どんな都市伝説なの?

  • この話が登場する最初の文献は寛政11年(1799年)に書かれた『耳袋』である。
  • 池袋出身の女を雇うことで不可思議なことが起こる。
  • その女に暇(解雇)を出すことで現象は起こらなくなる。

狐憑きの女「池袋の女」

この俗信は、池袋(現在の東京都豊島区の一部)の女性を雇った家では、怪音が起きる、家具が飛び回るなど様々な怪異が起きるというものである。 この俗信が登場する最初の文献は寛政11年(1799年)に書かれた『耳袋』で、江戸幕府の幕臣が池袋出身の下女と通じたところ、行燈や茶碗、臼などが飛ぶ現象が現れ、下女に暇を出したら怪奇現象が止んだという話である。

文化時代の地誌『遊歴雑記』には、「池袋の女」の話が以下のように述べられている。

文政3年(1820年)3月、小日向の高須鍋五郎という与力が、自分の雇っている池袋出身の下女につい手をつけた。ある日の夕方、勝手口に来訪者が来たので下女が応対したところ、叫び声と共に戻って来た。鍋五郎が事情を尋ねると、ほっかむりをした男が現れたと言う。周囲を捜したところ、怪しい者はいなかったが、念のために厳重に戸締りをしておいた。

すると屋根や雨戸に石が打ちつけられ始めた。周囲を捜したが、やはり怪しい者の姿はない。深夜になっても石の音はやまないので到底眠ることもできず、夜明けには雨戸が2箇所も破られていた。鍋五郎が修験者に祈祷を頼んだが、今度は皿、鉢、膳、椀などが飛来し、火のついた薪が飛来して座敷に火をつけたりと、修験者もお手上げだった。

その後も怪異は続いたが、ある者の助言により鍋五郎が下女に暇を申し渡すと、怪異は止んだ。その下女は武州秩父郡(現・埼玉県秩父郡)で秩父の三害(生団子、ネブッチョウ、オサキ持ち)の一つといわれるオサキ遣い(狐憑き)の子孫であり、鍋五郎が下女と密通した祟りで怪異が起きたとのことだった。

山間部の一部の村では近代になってもすべての娘を若者たちの共有物とみなす風潮が残っており、そのような土地では女がほかの土地へ行くことや他所の男と交わることを禁じ、その禁を破った者には若者たちの報復があったとして、これらの現象は怪異ではなく、若者たちの報復とする説もある。

これらの怪異は「石投げをしてぼろの出る池袋」「瀬戸物屋土瓶がみんな池袋」といった川柳も残されている。

池袋の夜 青江三奈

参考サイト

池袋の女…特定の地域の女を指す話は珍しい。これは同時多発、あるいは長く同じような現象が続いたのかもしれない。そして現在も…。

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