
【シリーズ・都市伝説】その身長は普通の人間の2倍以上「パタゴン」
「パタゴン」探検家はその土地で巨人を見た。その身長は普通の人間の2倍以上。その伝説は250年以上も語り継がれていた。
どんな都市伝説なの?
- 16世紀の探検家フェルディナンド・マゼランによって名付けられた巨人の名前である。
- 人類初の世界一周の航海の途中で南アメリカの海岸にて発見したと言われている。
- その後、何人もの航海者が「パタゴン」と同様の巨人について言及している。
250年に及ぶ悪ふざけ?「パタゴン」
パタゴンは、南アメリカ南端にいたとされる伝説の巨人族である。16世紀の探検家フェルディナンド・マゼランによって名付けられた人々である。現在の南米パタゴニアの地名は「パタゴンの住む土地」の意からきているとされている。
彼らの身長は少なくとも普通の人間の2倍はあるとされる。いくつかの伝聞ではその身長は12-15フィート(3.7-4.6メートル)とも、あるいはそれ以上とも伝えられたとされている。
この巨人達についての伝説がヨーロッパでは250年もの間にわたって語り継がれていた。彼らについての最初の言及は1519年に人類初の世界一周の航海に出発し、その途中で南アメリカの海岸を訪れたマゼランとその艦隊の乗組員達によるものだった。
マゼラン遠征のわずかな生き残りの1人でマゼラン探検隊についての証言者であるアントニオ・ピガフェッタはそこで出会った先住民は普通の2倍の背丈であったと報告している。
「停泊地の近くの海岸で、ある日突然、我々は踊り歌い頭に粉を振りまいていた裸の巨人を見た。提督(マゼラン)は部下の一人を彼のところに行かせ、友好を示すために同じ動作をさせた。その男は提督が待つ小島に巨人を連れてきた。巨人が提督のところに来たとき、巨人は大いに驚き、指を上にむけ、我々が空から来たのだと信じているようだった。彼は我々が腰までしか届かないほど背が高く、均整のとれた体つきをしていた」とアントニオ・ピガフェッタは書き残している。
その後の新世界(南北アメリカ大陸)に関する16世紀から18世紀の地図には、この地域を regio gigantum 「巨人国」と銘打っているものや、地図のパタゴニアの位置に巨人のイラストが描かれているものが数多く見受けられる。
しかし、1773年に出された航海についての最終報告改訂版ではパタゴニア人たちは6フィート6インチ(1.98メートル)とされ背は高いが巨人というほどではないと記録されている。後世ではパタゴニアの巨人伝説は初期のヨーロッパ人航海者達の悪ふざけ、少なくとも誇張や誤報であったと考えられている。
参考サイト
250年も語り継がれてきた巨人伝説。筆者は当時のパタゴニアに巨人はいたのではないかと、いてほしいなとロマンを感じる。
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