カルト指導者による大量殺人事件…ジョゼフ・キブウェテレ - 本当にあった閲覧注意

ウガンダ最狂のカルト殺人鬼…ジョゼフ・キブウェテレ – 本当にあった閲覧注意

かつてウガンダで起きたカルト教団による大量虐殺事件。正確な死者数は把握できていないものの、少なくとも778名が死亡。一説では数千名とも言われている。人民人院事件をも凌ぐと言われた最悪のカルト事件に迫る。

どんな事件だったの?

  • 首謀者はジョゼフ・キブウェテレというウガンダ出身のカトリック信者。
  • ジョセフは終末思想を掲げカルト教団を設立、多くの信者を集めた。
  • 終末思想に敗れたジョセフは、毒殺や爆殺により多くの信者を殺害した。

自殺に見せかけた大量殺人

ジョゼフ・キブウェテレ…1932年にウガンダで生まれたこの男は、敬虔なカトリック信者であった。当時ウガンダはイギリスの植民地であったが、1962年に独立を果たすと、国内ではカルト宗教が盛んとなり、ジョゼフもその影響を強く受けていたといわれている。

1984年、52歳になった彼は突然、「キリストと聖母マリアから啓示を受けた」と主張するようになる。自宅の電話やテレビ等を通じ、聖母マリアと直接交信できるようになったと言うのだ。この発言を巡ってローマカトリック教会からは破門されることとなるが、1989年、彼はウガンダ南西部カンヌグ郊外で、「神の十戒の復活を求める運動」を設立。「1999年12月31日、この世は滅びる。信じる者だけが天国に行く事ができる。」という聖母マリアの啓示を受けた、と説き布教活動を始めた。

この啓示は貧困層から絶大な支持を受け、地元警察も「信者達は真面目でよく働き、危害もない。周囲に対してお手本となる良いコミュニティだ。」として教団を歓迎した。信者数は最大で5000人程になったといわれ、教会の周りには学校や店、農場などを建設した。

カルト指導者による大量殺人事件…ジョゼフ・キブウェテレ - 本当にあった閲覧注意
Joseph Kibweteere

1999年12月31日、ジョゼフによるXデーが訪れることはなかった。当然、信者の中に疑問を持つ者が現れるが、彼は「マリアからXデーを延ばすという啓示を受けている。その日は2000年3月17日だ。」と信者達に伝え、新しい教会の建設に着手。信者達に「この教会は、来るべき大惨事においてノアの方舟の役割を果たすであろう」と説いた。

2000年3月17日の朝、ジョゼフは信者達を新教会に集める。そして「もうすぐこの世の終わりがやって来る。一緒に天国へ行こう。」と伝え、扉を閉めると教会を爆発させた。

その爆発はすさまじく、教会は瞬く間に炎に包まれ、信者全員が焼死。遺体は炭化して灰になるほどであったという。死者数は不明であるが、およそ500名がこの爆発で亡くなったといわれている。

事件当初、これは集団自殺と思われていたが、その後の捜査の結果で大量殺人であることが判明。実はこの爆殺以外にも、教会外のトイレから毒殺された複数の遺体が発見され、身元が特定されないよう硫酸で顔を焼かれるなどしていた。この遺体は、集団自殺を察知した信者の口封じの為に殺害されたと思われ、その数は150名以上とされている。

この一連の殺人事件での死者は少なくとも778名、一説では数千名ともいわれている。肝心のジョゼフも爆殺で死亡したのかと思いきや、彼が逃げる姿を見たという証言があり、現在まで彼の発見には至っていない。

なぜ信者はジョゼフを信じたのか

貧困層にとって、ジョゼフのような終末思想を唱える者に惹かれるのは、ある程度仕方がないのかもしれない。信者にとって、ジョゼフは救世主に見えたのだろう。だが、入信後に疑問を持つ者がいてもおかしくないはずである。彼はどのようにして信者達をコントロールしていったのだろうか。調べると、そこには驚愕のルールが存在していた。

まず、「神の十戒の復活を求める運動」に入信した者は、土地や家、全ての所有物を売却することが義務付けられており、それによって手に入れたお金は、全て教会に寄付しなければならなかった。(学校や教会の建設費用はここから捻出されている。)

そして、信者は全員緑色のユニフォームを着用し、男女子供は別れて生活するよう命じられ、家族といえども互いにコンタクトすることは禁じられていた。また、食事は1日2回で、石鹸の使用および性交渉も禁止とされていた。

極めつきは「会話の禁止」である。人間は嘘をつく、という理由から会話をすることを禁じ、意思疎通は手話によって行うことを強制したのである。

この徹底したマインドコントロールによって、信者はジョゼフの言うことだけを信じなければならないと錯覚した。家族を含むコミュニティの分断はマインドコントロールの常套手段であり、資産さえも奪われてしまった信者にとって、ジョゼフ以外の拠り所はこの世に存在しない。この徹底したルールが、ジョゼフを“信じなければならない者”に押し上げたのである。

Mörderakte: #520 Joseph Kibweteere / MysteryDetektiv

参考サイト

カルト宗教にまつわる事件は数多く存在する。それは時代が変わった現代にも存在し、どれだけ世の中が便利になったとしても、消えることのない悪なのだろうと思う。何かにすがりたいという気持ちは、人間誰しもが持っている感情であり、そこに漬け込むがいる限り、我々はこのと戦っていかなければならないのである。

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