【シリーズ・都市伝説】見覚えのある顔「偽の警察官」

「偽の警察官」…女は深夜に不審な男とすれ違う。それが恐怖の始まりだった…。

どんな都市伝説なの？

とある女が仕事帰りの深夜に不審な男とすれ違う。
翌日から制服の警察官が女の家に毎日聞き込みにやってくる。
「近所で殺人事件があったのですが、何か心当たりはありませんか？」女は驚愕の真実を知る。

制服を着た悪魔…「偽の警察官」

とある女性が仕事帰りの深夜に、黒い服を着た男が走っていく姿を目撃する。翌日、女性がテレビを観ていると、自宅近くで殺人事件があったことを知る。同じ日、制服の警察官がやって来て「この近所で殺人事件があったのをご存知だと思うのですが、その件に関して何か心当たりはありませんか？」と聞いてくる。

女性がドア越しに「何も知らないです。」と返答すると、警察官は「事件のせいでこの周辺の警備が強化されています、私はパトロールでこの付近を巡回していますので後日同じ時間にお尋ねしますので、もし何か思い出した事があったら些細な事でも構いませんので教えてください」という旨の言葉を残し去っていく。

その翌日から数日間、決まった時間に警察官は来た。女性は仕事熱心で立派な警察官だなと思いつつ、やはりドア越しに「知らない。」と答え続けていた。

そんなある日、いつものように警察官が帰った後、女性は事件当日に黒い服の不審な男を見た事を思い出す。明日、警察官が来たらその事を話そうと女性は思った。

その翌朝、女性がテレビを観ていると、例の殺人事件の犯人が捕まったとのニュースが流れる。だが、女性は犯人の写真を見て驚愕する。捕まった男は、自分の家に聞き込みに来ていた警察官その人だった。つまり彼が警察官に扮し、女性が事件に関係する事を思い出さないか監視し、もし思い出せば口封じに殺害してしまおうと狙っていたのだ。

この話は、女優の「室井滋」氏がテレビで披露したのが始まりと言われている。しかし、後年「知り合いのスタイリストの友達の話」と語っており、詳細な起源は不明とされている。

【怪談】恐怖夜話『偽の警察官』

参考サイト

偽の警察官 – ウィキペディア

偽の警察官…制服には説得力がある。名刺代わりともいえる。先入観とはかくも恐ろしいものである…。

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